≪紀行文≫ |
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〜〜〜紅葉のトンネルを抜けると大展望だった〜〜〜 |
毎度のことではありますが、一週間前から天気予報で一喜一憂する日が続きます。
何とか大丈夫と現地に向かいますが県境付近では雲が下がり嫌な気分、それでも登山口の谷厳寺(こくごんじ)に着くころには展望も開けてきました。
因みにこの高社山は、標高は差ほど高くありませんが、大きな裾野が広がる目立つ山(別名高井富士)です。
信仰の山でもあり、登山道に沿って現在12体ほどの石仏が置かれています。山頂からの眺望がよく、登山道は紅葉の素晴らしく変化に富んだコースです。
登山口の谷巌寺前で登山準備をし、大きな看板を左折し進んで行くと墓地がありその端部分に登山口があります。 |
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歩いたルート(クリックで拡大) |
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谷厳寺前で準備 |
墓地の脇から入って行きます |
この様な石像が12体ほど祀られている |
鳥獣害対策の電気柵を越し、緩やかな登山道を進み天狗飛び石付近まではと紅葉が少し早いかなと思う程度です。 |
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未だ紅葉が少し早い広葉樹の中を進む |
天狗の飛び石 |
ところが、天狗の飛び石を過ぎ登山道に傾斜が付き始めると一気に紅葉が広がり、正に紅葉のトンネルを歩くが如くで、暫し足が泊まります。 |
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紅葉のトンネルで暫し足が停まってしまう |
どんどん傾斜を増す登山道を進むと土用場と言う展望が開けた場所に出ます。
眼下には雲海が広がっていました、そして行く手には紅葉をまとった西峰や周辺の奇岩が観えます。 |
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芝が広がる土用場 |
小布施に町は雲海の下です |
西峰の天狗岩や大黒岩が観えます |
土用場からは稜線歩きで、しばらくは急に楽な登山道となりますが、間もなく八幡宮が祀られたピークへの急登が待っています。 |
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しばらくはらくちん登山道 |
少し急な登りになってくる |
八幡宮が祀られたピーク |
八幡宮を過ぎると樹木も低くく展望が開け振り返ると妙高連山が観えます。そして間もなく薬師の岩屋に到着。 |
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登山道の右側が開ける |
振り返ると妙高が |
薬師の岩屋 |
岩屋を見学して直ぐに急な鎖場があり、慎重に登りきると紅葉で覆われた西峰が観えメンバーから「あれが山頂ですか?」との質問に「山頂はあの向こうですと」との会話などをしながら西峰の急登を進みます。 |
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こんな鎖場もあり(下りは慎重に) |
観えたのは山頂でなく手前の西峰 |
西峰直下の急登り |
西峰を上がりきるとやっと前方に目指す山頂が見えてきます。山頂も見事な紅葉で覆われています。
山頂直下の登りながら振り返ると西峰の存在がよく分かります。 |
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西峰に建つ御社 |
漸く観えました紅葉に染まる山頂 |
山頂への最後の登り |
直下急登を上がるとお社が建つ山頂に到着。
山頂は360度の大展望で近くは志賀高原、時計回りに浅間山、湯ノ丸高原、阿四山、根子岳、富士山(私には観えなかった)、北アルプス群、飯縄山、戸隠連山、高妻山、黒姫山、妙高連山、斑尾山等が望め、山座同定がいつまでも続きました。
此処で展望をおかずに昼食休憩、寒くなく快適なひと時でした。 |
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山頂到着 |
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山頂での昼食休憩 |
集合写真 |
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山頂から観る「北新五岳」と歩いてきた山並み |
山頂を楽しんだ後は往路を戻りますが、メンバーからは「紅葉が素晴らしいのでゆっくり行きましょう」の声で、下りの割には休憩を多くしながら無事谷厳寺の裏山に下山。 |
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紅葉の衣が覆った山頂を後に下山 |
様々な色の紅葉トンネルを潜りながら下山。 |
谷厳寺(こくごんじ)は長野県中野市にある曹洞宗の寺院で桜で有名ですが、裏山に鎮座されている金色の大仏様も有名です。
これらの仏像は十二支の護り本尊で、十二体あるのかと思いますが、うち4体は2つの干支を兼務されていて、全部で8体いらっしゃいます。 |
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全部で八体の大仏が建立され“自分の干支”の大仏様を探す。 |
谷厳寺本道 |
谷厳寺を参拝した後計画通りの時間にバスに戻り、一路新潟へ。新潟駅にも5分もズレず戻って来ました。
足並みの揃ったメンバーだった事もあり、スムーズに計画通り進めることが出来ました。 |